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音楽のスタイルと制作フロー

DTM セオリー

音楽作るぜ!と意気込んだはいいけど、具体的な作業の流れが分からず
音がでるアプリをホチホチやって満足しておしまい…

なんつー事にならないように、音楽制作全体をざっくりと俯瞰し、流れをつかみましょう。

演奏と視聴のスタイルについての分類

何故わざわざ演奏・視聴スタイルを分類するかというと、それぞれのスタイルが得意な音楽アプリが異なるからです。
自分がやりたいスタイルとiPadにインストールしたアプリのスタイルが異なると「なんか良く分からなくてつまらない」
という事態に陥りがちなので、なんとなく分かっていた方が良いと思います。
また、後々の音楽アプリ解説ではどのスタイルに合うかも紹介します。

1.生演奏スタイル
これは聴く人と音を奏でる人が同じ場所にいて、「演奏」と「聴く」が同じ時間軸で流れていくスタイルです。
改めて言葉にしなくても当たり前なスタイルですが、聴く側が直接奏でられた音を聴き、演奏側も自分のアクションが
直接音となって認識されるスタイルです。
まぁ、DTMではほぼ関係ないスタイルです。

2.録音スタイル
CDに録音された音楽などがこれに当たります。
もう少し細かく説明すると、演奏者のアクションによって発生した音が録音され、
聴く側は好きな時に録音された音を聴くスタイルです。

3.ポチポチスタイル
生演奏スタイルと録音スタイルはリアルタイムで楽器を演奏する事が必要です。
当然演奏スキルを求められるので、スキルを持たない人は他の手段を選ばなくてはなりません。
そこで編み出されたのが、「MIDIシーケンサー」や「サンプラー」です。
MIDIシーケンサー」は簡単に説明すると、楽譜のようなものをポチポチ作って、パソコンに演奏させるというものです。
理論上はプロの演奏の再現が可能ですが、再現に必要な音が非常に複雑多様であり、演奏法を再現するために入力しなければ
ならないデータが膨大なため難易度MAXです。

4.DJスタイル
ポチポチスタイルでは、聴く側は演奏(作曲)側のアクションを全く見ることができません。
それじゃあ面白くない、ってんで生まれたのがこのスタイルです。
あらかじめ、ボタンを押すと録音されたパターンを再生する仕組みを作り、ライブ会場などでタイミング良く
ボタンを次々に押して演奏していきます。
この時に使う機材の一つが「サンプラー」です。これは再生ボタンが沢山あるオーディオプレイヤーのようなもので、
それぞれのボタンに違う音が録音されています。
なお、録音されたパターンは自分で作ったものだけでなく、有名なアーティストの音源も使います。
著作権的にはライブ会場が著作権料を払っているのでOKです)
演奏者はただボタンを押すだけでなく、リアルタイムで様々なエフェクトをかけたり、フレーズを演奏したりもします。

自分はDTMを始めたばかりの頃、ポチポチスタイルとDJスタイルの区別がはっきりしていなくて混乱した事がありました。
特にiPadではDJスタイルのアプリも豊富なので混乱に拍車をかけているかも知れません。
ですので、今後この2つのスタイル別にアプリを紹介するつもりです。

音楽を完成させるまでのフロー

上記の録音スタイルとポチポチスタイルでの音楽制作がどのような流れになるのかフローにまとめました。
実際はこのように順序良くいくとは限らず、あっちこっち行きつ戻りつしながら進む事も多いですが、
目安になると思うのでなんとなく覚えても損はないと思います。
ちなみに、DJスタイルでは完成後に演奏(プラス即興演奏)というタスクが残っています。

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制作の最後の2つにわざわざ「ミキシング」と「マスタリング」の見出しを付けたのは、この2つの作業がその前段階とは作業の傾向が異なるからです。
音楽業界ではこの2つの作業を専門とした職業が成立しているほど奥深いものですが、素人趣味の範囲では


ミキシング

・各楽器の音量と音が出る位置を決める。

・不要な音を削り、必要な音を膨らます。

 

マスタリング

・音に迫力を出す。

 

という理解でいいと思います。

 

理屈っぽくなってしまいましたが、なんとなく雰囲気を掴んでもらえれば幸いです。

では、なんとなく終わります。