読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

耳コピに役立つアプリと基本練習

セオリー アプリ

耳コピの作業で思うようにメロディーが聞き取れない時はどうしたらいいでしょうか?

 

1.曲の再生速度を落とす

聞き取りたい音が鳴っている時間が長くなるので、音を探りやすくなります。

ですがCubasisでテンポを変更してもオーディオデータは遅くなりません(MIDIデータは遅くなります)

なので、DAWとは別に、補助として再生スピードを変更できる音楽再生アプリを準備する必要があります。

 

2.自分の耳を鍛える

気合いだ!根性だ!やってやるぜ!…でもどうやって?

耳を鍛える方法はいくつかあると思いますが、私が実践して効果があったものを紹介します。

 

再生速度を調整できるアプリ

私は曲の再生速度を落とすのに「Anytune Pro+」というアプリを使っています。

このアプリの特徴は以下の通りです。

・部分的な繰り返し再生

 cubasisのように始点と終点を指定してその間をひたすら繰り返し再生します。

 ループするポイントを記録できるので、後で戻ったりもできます。

・再生スピードの変化

 元の速度の20分の1まで遅くできます。普通そこまで遅くしませんが…

 また、速度を遅くした時の音質が良いので、聞き取りやすいと思います。

 (音質は他のアプリより頭一つ出ています)

イコライザーで目的の楽器を目立たせられる

 ベースやドラムの音を目立たせなくして、メロディーを聴きやすくしたりできます。

・半音ずつ曲全体の音程を上下させる

 この機能は使ったことがないです。曲を鳴らしながら楽器練習するような時に使うらしいです。

・日本語に対応している

  マニュアルは英語ですが、アプリ自体は日本語です。助かります!

Anytune - スローダウン音楽BPM

Anytune - スローダウン音楽BPM

  • Anystone Technologies, Inc.
  • ミュージック
  • 無料

 

広告がウザい人は有料版をどうぞ

Anytune Pro+ - 音楽練習パーフェクト

Anytune Pro+ - 音楽練習パーフェクト

  • Anystone Technologies, Inc.
  • ミュージック
  • ¥1,800

 

再生速度を変更するアプリは他にもありますので、比較してみるのも良いと思います。

例えば、これはどの音が鳴っているのか鍵盤上に表示してくれます。

 ※初めは「おぉ~」となりましたが、すぐ飽きました(笑)

AudioStretch Lite

AudioStretch Lite

  • Cognosonic Pte Ltd
  • ミュージック
  • 無料

 

 音を聞き取れるようになるための基本練習

補助アプリを使うのはいいのですが、アプリを行ったり来たりするのが面倒だし、聞き取り能力の向上が遅くなり、いつまでも補助アプリに頼ってしまう事になります。

 

では、どうやって耳を鍛えるかというと「単純なメロディーのみの曲を耳コピする」方法で鍛えます。

 

ここでポイントが2つ。一つ目は「答え合わせができる」、つまり正解の楽譜なりMIDIデータなりがある曲を選ぶという事、もう一つは「できるだけメロディー以外の音が鳴っていない曲を選ぶ」事です。

 

私は試行錯誤の結果、音楽の専門教育で使用される「ソルフェージュ」にたどり着きました。

ソルフェージュフランス語: solfège)とは西洋音楽の学習において楽譜を読むことを中心とした基礎訓練のことである。(wikipediaから引用)

 …はい、ナンノコッチャイナですね。

基礎訓練といっても一つではなく、複数の訓練方法をまとめてソルフェージュと呼ぶようです。私が知っているのは「譜面を見ながら歌う」と「鳴っているメロディーを譜面に書く」の2つですが、「鳴っているメロディーを譜面に書く」練習をアレンジします。

 

アレンジといっても単純なもので、買ってきた譜面をMIDIデータに打ち込んでオーディオデータにした後、オーディオデータを鳴らしながら耳コピMIDIデータを打ち込むだけです。

 

それじゃあと、好きなバンドのバンドスコアなどを買ってきてメロディーを打ち込むと、打ち込む時にメロディーを覚えてしまうという欠点があります。耳コピが完成してもなんかズルしたような気分でモヤモヤします(笑)

 

ですので、お勧めはソルフェージュ用の参考書を使う事です。

 色々な参考書がありますが、曲例が多いという理由で下の問題集を買いました。

初歩から受験まで段階的に使える聴音問題集(3)和声聴音627問

初歩から受験まで段階的に使える聴音問題集(3)和声聴音627問

 

 627問って多すぎでしょ…と思いますが、耳コピに使えそうなのは252問までで、後は余力があれば、という感じです(2音、3音、4音と徐々に重なる音の数が増えるように構成されており、2音と3音が252問目まである)

 

メロディーだけなら最初の20問くらいやればかなり聞き取り易くなります。

ただ、この本を買う前に数ページ(20問目なら3ページ)のために1500円(税抜)払う価値があるかどうかを良く考えて下さい。私は聞き取る力がついたので価値があると思ってます。 

 

1500円払うぜ、という物好きな人は曲を覚えないために10問くらいずつ一気に打ち込むと良いですが、打ち込むのめんどくせー!という人のために私が使った1問目から40問目までのオーディオデータを公開します。

テンポは全て112、1曲10問入っていて、問題の間は1小節空けてあります。

ダウンロードしたい時は右端にある下矢印のボタンを押すとダウンロードできます。

 

1問目から10問目

11問目から20問目

21問目から30問目

31問目から40問目

 

本にも書いてありますが、聞き取る時は下のパートをまず聞き取って、それから上のパートを聞き取ると良いです。また、オクターブ上(下)の音だと勘違いしたり、上のパートと下のパートの音が近い時にどっちも同じ音だと勘違いしやすいので、注意深く聞いて下さい(辛抱強く何回も聞くうちに、うっすらと聞きたい音が聞こえてきます。本当です。)

 

慣れないうちは1小節でループ再生して上下のパートができたら次の小節に進む、というように進めると良いでしょう。慣れると一気に4小節いける場面も出てきますので、頑張りましょう!