iPadでのDTMで苦労するところ
iPad用の音楽アプリはホントに豊富で作曲する環境としては結構充実しています。
とはいえ使い込んでいくうちに不満点が見えてくるのは何事も同じですよね。
という訳で今回は、もちっと何とかならんかなぁと思うことをつらつら書いてみます。
1.音の入力手段がない(訳ではないが…)
iPadからの出力はイヤホンジャックとスピーカーがあるので何とかなりますが、入力が結構苦労します。
内蔵マイクは…無かった事にして(笑)、iPadへの音の入力はオーディオインターフェースを繋ぐしか方法がありません。
で、検索してみると目につくのはギター用のもので、外部シンセなんかと繋げられて出先でも使えそうなのはRolandのDUO-CAPTURE EX位です。
Roland ローランド オーディオインターフェイス DUO-CAPTURE EX UA-22
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SteinbergのUR22mkIIも良さそうですが、DUO-CAPTURE EXは電池も使えるので使い勝手がいいのかなぁと思います。
Steinberg スタインバーグ 2x2 USB2.0 24bit/192kHz オーディオインターフェース UR22mkII
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私は使っていないので他人の評価ですが、どちらも音質には目をつぶった方がいいらしいです…お金に糸目をつけなければAPOGEEのDUETやRMEのBabyfaceがありますけどね。
リアルタイムにこだわらなければ、オーディオデータをDropBoxに放り込んでiPadで開けばいいんですが、最近トチ狂って色々買ってしまった機材の音をリアルタイムで取り込みたいと悩んでおります。
あと、前の記事でiConnectMIDI4+Lightning Editionを紹介しましたが、PCとの連携において若干難があったため、今は複数の機材のMIDI信号を繋ぐMIDIインターフェースとして使っています。無駄にならなくて良かった…
2.IAA、AudioBusが不安定
アプリ同士を連携させるために必須となるIAA(インターアプリオーディオ )とAudioBusがこれまた不安定なんですよね。
例えば、Cubasisに他アプリの音を録音しようとすると時々他アプリが全く音が出なくなる事があります。
もう一度両方のアプリを立ち上げ直せばいいんですが、いちいち面倒です。
何となくCubasisに原因があるような気がしますが、ちゃんとは調べていません。
連携といえばアプリの切り替えも面倒ですよね。iPad Proの2画面対応でヒャッハーしそうになりましたが、画面参照にしか使えないと聞いてAir3待ち状態です。
3.小さいノブやスイッチを誤操作しやすい
これこそiPad Pro買えば解決しそう。
でもまあ、プロじゃないiPadはコンパクトだから仕方ないですかね。
…なんて大人な事は言わない!
特に指が太い訳じゃないのにノブやスライダーを間違えてイライラする(単なる不器用?)のでこんなん買っちゃいました。
これでシンセのパラメーターもグリグリ動かせるぜ!
と思ったのですが、いちいちアプリのノブ一つ一つと繋ぐ必要があり、その作業が面倒です。
しかもアプリによっては一生懸命16個のノブを設定しても保存されず、アプリを再起動したらもう一度設定のやり直しという地獄のオプションがつきます(笑)
そんな便利なんだか微妙なMIDIコントローラーですが、腰を据えてDTMする時にはやっぱり重宝します(ヒント:ステップシーケンサー)
とまあ、不満を挙げましたが、電車の中でも使えるiPad(と音楽アプリ)はやっぱり便利ですね!