nanoloopのおかげで宝くじが当たり、彼女もできました!(大嘘)

nanoloopで作ったフレーズが100を超えたので気づいた事など。

複数のアプリを色々触るより一つのアプリを使い込んだ方が良い

音楽アプリに限らずよく言われる事ですよね。
私は「んなことあるかい!最新のアプリを沢山触った方がええんじゃ!」なんてイキってましたが、二か月nanoloopを触って考えが変わりました。

よく考えれば、絵を描くにも楽器を演奏するにも手に馴染んだものが一番表現できるのと同じですよね。
nanoloopは操作が難しくなく、できる事の制限がはっきりしているので、大切なのは頭の中にあるものを手早く音にする事だという事を自覚できました。

不便が真剣さを生む(こともある)


最初に言った事と反対な気もしますが、たとえばコードを鳴らしたいときに鍵盤だと一瞬で鳴らせますよね。
でもこの手軽さゆえにダラダラと気に入るコードが鳴るまで適当に叩き続けることがあるんです。

言ってしまえば行き当たりばったり偶然に任せて音を探している訳ですが、nanoloopだとそうは行きません。
3音の和音だと3つのトラックを使って鳴らすのですが、いちいちトラックを切り替えなくちゃならないし、複数のトラックを同時に見る事ができないので「1トラック目はDだから2トラック目はAにするか」などと考えるようになります。
でもまあ適当に音を置いて音程を上下させてもいいんですけどね。

とりあえずnanoloopのお蔭で偶然に頼ることが減って「作ってる感」が高まったかなぁと思います。

ネタは沢山ストックしてすぐに確認できるようにした方がいい

お笑い芸人さんや漫画家さんは日々ネタ帳を持ち歩いて事あるごとに書き込んでいると聞きますが、作曲も同じかも知れないですね。

nanoloopはファイルのロード画面でファイル名をタップするとすぐに再生されるので、サクサク確認できます。
ボーっと流し聞きしている内にふとアイデアが浮かんで追加修正したり、何も浮かばなくて落ち込んだ時に頭から順番に聞いて
「俺ってこれだけ作れるんじゃん」なんてやる気が戻ってきたりします。

この経験からネタを沢山ストックしてもすぐに確認できないと腐ってしまうと思い、パソコンのファイルの置き方などを見直しました。

iOSのアプリだとAudioshareでnanoloop並みにサクサクwaveファイルを確認できますが、Audioshareにデータを渡す手間がバカにならないですね。
iOSの最大の難点はこのファイルの扱いだと思うんですがどうでしょう?

あとDAWアプリはAUに対応してる音源アプリや内臓音源を使うプロジェクトはすぐに確認できますが、IAAだと時間がかかりますしセッティングがクリアされてしまいます。
※PCのDAWと同じようにセッティングごと保存できるAUは有難いです。もっと多くのアプリがAU対応になって欲しい!


この点については内蔵(課金)音源が豊富なGadgetは優秀だと思います。
ただ、いちいちファイル→開く→プロジェクト選択しなくてはならないですけどね。

とまぁ完全にnanoloopの宣伝記事になってしましましたが、フルの曲を作るには厳しいけれども音のネタ帳としては素晴らしいアプリなんじゃないかと思う次第です。

 

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